アートディレクター、クリエイティブディレクター。
1965年東京生まれ、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。
株式会社博報堂を経て2000年5月クリエイティブスタジオ「SAMURAI(サムライ)」設立。
主な作品に、Smap、NTTドコモ「FOMA N702iD/N703iD」、そのほかUNIQLO SOHO NY店や国立新美術館等がある。
商品・ブランド開発、CIからプロダクト、店舗、空間、広告キャンペーンまで幅広く手掛ける。
東京ADC会員、東京TDC会員、JAGDA会員。東京ADCグランプリ、東京TDC金賞、朝日広告賞、ほか多数を受賞。
佐藤可士和 氏
マーケティング
佐藤可士和 氏の関連書籍・雑誌
▼ 佐藤可士和さんの作品集!作品解説付きで制作意図・背景もわかる
▼ 佐藤可士和が考えるCI(コーポレート・アイデンティティ)
▼ これからのアートディレクションの可能性は・・・
▼ サン・アドについて鼎談 秋山晶×佐々木宏×佐藤可士和
佐藤可士和 作品集 BEYOND
佐藤可士和さんの作品集!作品解説付きで制作意図・背景もわかる
今、テレビや雑誌でも注目を集め、書籍もベストセラーに。広告クリエイティブのみならず、その領域をますます広げている佐藤可士和さん(SAMURAI)の作品集です。
『Smap』のキャンペーンや『極生・生黒』をはじめ、主要プロジェクトのビジュアルを大判のカラーページで収録。また、『Smap』ポスター、『ISSEY MIYAKE』ミラノコレクションプレスキットも綴込んでおり、佐藤可士和さんの世界をすみずみまで堪能できます。
巻末には、一つ一つのプロジェクトに関して佐藤可士和さんの「作品解説」を収録しています。例えば、『Smap』のキャンペーンでは、以下のように語っています。
「このキャンペーンが通常の広告展開とは一線を画している点は、モノではなくSmapというグループそのものを広告しよう考えたところにある。単にCDジャケットをデザインし、リリースの告知を行うのではなく、Smapというグループをひとつのブランドとして捉え、CI構築に近い考え方でキャンペーン構成していった。それまでCDはCD、ツアーはツアーと独立して考えられがちだったものをすべて視覚的に連動させたこのキャンペーンは、まるで『Smap』という新ブランドが立ちあがったかのような錯覚を人々に起こさせた。」
このように、なぜそのデザインに到達したのかというプロセスから、佐藤可士和さんの各作品ごとのこだわりや考え方を、細かく読み解くことができます。
『THEドラえもん展』や『MUSIC ON! TV』など意外と思われるような仕事についてもとりあげており、まだ知らない新たな「佐藤可士和」を発見できるかもしれません。
ブレーン2008年1月号
合併、統合などに伴い、ロゴやマークといったCI(コーポレート・アイデンティティ)を一新する企業が近年増えています。企業にとって“顔”であるCIは一過性のものではなく、長きに渡ってつきあうもの。
業界の枠を飛び越えて、様々なCIをデザインしている佐藤可士和さんが、CIについての考え方を語っています。
佐藤可士和さん曰く、
「企業やブランドのシンボルマークは、その理念やビジョンを凝縮させて、見える形にしたもの」で「その第一ステップである漠然とした言葉を、一言にまとめるためのヒアリングが最も重要」とのこと。
ご自身の仕事を事例に説明があり、イメージしやすくCIの考え方が紹介されています。
そのほか特集では、「日本郵政グループ」や「東京駅」など最新のCI事例が掲載され、注目の集まっているCIの「今」を、様々な角度から読み解くことができるのではないでしょうか。
VISUALOGUE BOOK 世界グラフィックデザイン会議・名古屋 全記録
名古屋で開催された「世界グラフィックデザイン会議」の講演を全て収録した本ですが、佐藤可士和さんは、この中で『アートディレクションの可能性』について述べています。
可能性の事例として、『Smap』のキャンペーンで街や人をメディアにした事例や、『キリンレモン』という商品自体にインパクトを与えるために、広告デザインの枠を超えて、広告すべきプロダクトであるペットボトルのサイズを、そもそも小さくしてしまったという事例も。
青木克憲さんとの対談では、「アートディレクションは、ブランドや企業の世界観をビジュアルで構築する仕事」であり、それが「社会の様々な局面に入り込んでいくこと」がこれから必要とされのではないか、と ますます拡がっている活動領域を示唆するように締めくくっています。
「世界グラフィックデザイン会議」の講演を全て収録しているためボリュームがありますが、広告ビジュアルだけでも見ごたえがあり、眺めるだけでも楽しめる一冊です。
SUN-AD at work
「サントリーオールド」「サントリーウーロン茶」
はたまた「ラフォーレ」「ナイキ」「iモード」・・・etc.etc.
サントリーの数々の名作広告を生み出し、様々な業種のクライアントを持ち、その制作したCMを思い出せば、まさしく日本の広告クリエイティブをリードしていると思ってしまう広告制作会社サン・アド。
この本はまるまる1冊、サン・アドの本です。
1964年に創業して、この本が発売になった2002年までの何の節目でもない38年のサン・アドの軌跡を、時代毎に広告・CMのビジュアルと、出身者・関係者の言葉で追っていく内容になっています。
サン・アドの軌跡ですが、日本の名作広告の歴史を見ているような気分になります。
佐藤可士和さんはサン・アド出身ではありません。
これまたサン・アド出身でない秋山晶さん、佐々木宏さんと3人で、サン・アドがすごいのはなぜか?
サン・アドらしさとは何か?
サン・アドとはどういう人たちなのか?
そんなことを話されています。
余談ですが写真をみるとこの当時、佐藤可士和さんは坊主頭だったようです。


