秋山隆平 氏

マーケティング

電通 関西支社 インタラクティブ・コミュニケーション局長
京都府出身。慶應義塾大学経済学部卒業、
株式会社電通入社、東京本社マーケティング局所属。
80年国内留学制度により慶應義塾大学大学院経営管理学科入学、
82年卒業、修士論文のテーマ『パソコンのマーケティング』。
帰社後、第10営業局AE。
86年関西支社に転勤、第3営業局AE。
91年度『日経イベント』企業イベント大賞受賞。
99年から現職。
マーケティングにおいて従来の「AIDMAモデル」に変わる
ネット社会の消費購買モデルである「AISASモデル」の提唱者。

「AISASモデル」
消費者がある商品を知って購入に至るまでに「Attention(注意)」「Interest(興味)」「Desire(欲望)」「Memory(記憶)」「Action(行動)」の5段階のプロセスがあるとする従来の「AIDMAモデル」に対し、秋山氏が提唱した理論。
AIDMAモデルに「Search」「Share」を加えた「Attention(注意)」「Interest(興味)」「Search(検索)」「Action(行動)」「Share(情報共有)」の5段階のプロセスがあるとする、ネット社会に対応した消費購買モデル。

著書
「情報大爆発~コミュニケーションデザインはどう変わるか~」
杉山恒太郎 共著
「ホリスティック・コミュニケーション」

秋山隆平 氏の関連書籍・雑誌

情報大爆発~コミュニケーションデザインはどう変わるか~

情報大爆発~コミュニケーションデザインはどう変わるか~ 情報大爆発~コミュニケーションデザインはどう変わるか~

この本によれば、過去10年で情報流通量が410倍に増えているのに対し、
消費者が、実際に受け取って消費した情報量は13倍にしかなっていないそうです。
(つまり、1情報あたりの価値が暴落してしまっているというわけです。)
ブログに代表されるような、
一般の消費者による情報発信なども生まれ、情報の流れが複雑化しているいま、
これからのコミュニケーションはどうなるのか?何が重要になっているのか?
そういうことが体系的に書かれている本です

さすがAISASの提唱者というところでしょうか、
「情報大爆発」というタイトルとは対照的に、
内容は始まりから終わりまで終始、冷静な議論が展開されており、
様々な提言がされています。

また、ページのレイアウトが特徴的で、
上半分が、プレゼンのパワーポイント資料
下半分が、そのプレゼンで話す台本テキスト
というような構成になっており、
まさにプレゼンテーションを受けているような感覚で、読むことができます。
(著者曰く、プレゼンテーション・ブックというそうです)

ハウツー本ではないので、直接的なテクニックなどは得られませんが、
広告、販促、広報などをはじめとして、
コミュニケーションに携わる方にとっては、企画や発想の大前提として、
本書の内容を理解おくと非常に有益だと感じられます。

ホリスティック・コミュニケーション

ホリスティック・コミュニケーション アクティブ・コンシューマーの出現で進化する広告と販促の境界

ともに電通のインタラクティブ・コミュニケーション分野で活躍する、
杉山恒太郎氏と秋山隆平氏による対談形式の著書。。

生活者が情報を発信し、生活者同士で情報を共有しあうようになり、
メディアも生活者も、ますます賢く、ますます複雑になっているいま、
それを逆手にとって、賢いやり方を見つけよう。
というのが本書の基本発想です。

そのように複雑化した消費環境の中で、
検索エンジンやWEBコミュニティなど積極的に利用して
アクティブなコミュニケーション行動をとる「アクティブコンシューマー」
彼らの出現によって、どういったコミュニケーションが必要なのか?
対談形式のためか、理論というより経験論的で、
実感のともなった議論展開がされています。

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