クリエイティブディレクター、コピーライター。1961年生まれ。大阪大学卒業後、電通に入社。以後、クリエーティブ局にてコピーライターとして活躍、数多くの広告賞を受賞。2002年より株式会社フロンテッジに出向。2003年にはトヨタ自動車・カローラフィルダーで2度目のTCC賞グランプリを受賞。2005年4月より電通に戻り、現在第四クリエーティブディレクション、クリエイティブディレクターを務める。2006年12月に電通を退社し、株式会社コトバを設立。
主な仕事に、トヨタ自動車・カローラフィルダー「道のさき 空のふもと」、JR東日本「Suica」、ジャパネットたかた・企業広告、サントリー・マグナムドライ ほか多数。また、独立後は広告だけでなく、和田アキ子氏の新曲「ゴールデンタイム」の作詞なども手がける。
山本 高史 氏
クリエイティブ
『広告は、「あなたを強くする」という約束』
書籍:コピーライター、書く語りき
宣伝会議コピーライター養成講座の50周年を記念して発刊された別冊「コピーライター、書く語りき」。その中の『現在の生活者のインサイトを読み解く』という章の中で、山本さんは広告を考える際のポイントについて語っています。
山本さんは広告を作る際に、「コアとなるターゲットが弱っている」と仮定するそうです。「弱っている原因を考えることによって、何を約束すべきか、何を共有すべきかが見えてくる」ということを、トヨタ自動車 カローラの例を通して説明しています。
インタビュー中の、『広告は「あなたを強くする」という約束』というキーワードが特に印象的で、山本さんの生活者のインサイトを読み解くための原点が読み取れます。
山本さんのインタビューの他、「1957~2007年の時代を動かし、社会を変えた広告・コピー365本や、青山「書く」院大学レポートなど、「広告コピー」の知識を深めることができる一冊。
『コトバを伝えることこそ一生の仕事』
雑誌:ブレーン 2007年8月号
「ブレーン」の『クリエイターのキャリアデザイン』という特集の中で、様々なクリエイターが自身のキャリアデザインについて語っています。その中で、2007年に独立したばかりの山本高史さんもインタビューに答えています。
電通を独立し、コトバ設立に至ったその過程にどのような想いの変化があったのか、山本さんの自己実現のための自問自答とそれに対する解答が語られています。
また、独立後の展望も語っており、トップクリエイターが独立する背景が読み取れるかもしれません。
他にも、2007年に独立しgoenを設立した森本千絵さんやロックンロール食堂の稗田倫広さんなど、様々な形でキャリアを積んでいる方々が「クリエイターのキャリアデザイン」について、それぞれの視点で語っています。数年後、自分がどうなりたいか考えながら読むと興味深いのではないでしょうか。